弁護士 藤原 精吾
毎年秋に開かれる日本弁護士連合会の人権擁護大会が、今年は10月に函館でありました。
◆「北の大地から考える、放射能汚染のない未来へ-原発事故と司法の責任、核のゴミの後始末、そして脱原発後の地域再生へ」
◆「障害者権利条約の完全実施を求めて-自分らしく、ともに生きる」
をテーマとする2つの大きなシンポジウムを行いました。
藤原は、障害者権利条約のシンポの実行委員を務めました。シンポは権利条約が目指すもの、日本の障害を持つ人が置かれている実情をどう変えるかを討議し、イタリアの学校でどのようにインクルージョン教育がおこなわれているか、韓国の障害者差別禁止法がどのように実施されているかなどの調査報告もありました。
大会の後、観光で昭和新山と有珠山の噴火口を見学し、御岳噴火のような災害をどう防ぐか考える機会がありました。